であい橋から
晴れ晴れとした日、であい橋から、芥川賞作家 三浦哲郎ゆかりの家【父の実家・壇沢(ダンジャ)】までを散歩しました。橋からは距離も長くないので足が痛くなることもありません。
であい橋(通称 ほたるばし この長川の上流にはホタルの棲息地がありシーズンにはこの界隈でもホタルの飛び交う姿が見られます)説明看板より。
座敷わらしさまの地でほたるが見れるなんて、素敵ですねぇ。みたいですねぇ。(今晩の宿泊所はおぼない旅館なのですが、後々若女将さんに聞いたところ、ほたるは六月の下旬ころに見れると言っておられました)
であい橋
ダンジャ坂で、黄色い花を体じゅうにつけたペドロに逢えたら最高ですよねぇ。『あ、ペドロ。小夜ちゃん?』とか言ってペドロの頬を赤くしたい。(笑)
ですが、いたのは天明三年生まれのかわいいダンジャ(壇沢 だんざわ)ですね。
まっすぐ歩いていくと左側にきずな杉や温泉神社へ向かう道がありますが、そこを曲がらずに直進すると道沿いから眺めるだけになりますが三浦哲郎ゆかりの家が見えます。説明看板には経緯等が書かれていたけど読んでいていろいろ気になった一つには、金田一温泉は昔は湯田と呼んでたんですね。
きた道を戻り、金田一温泉薬師神社へ向かいます。階段を上がる左側に運命の赤い糸を連想させるような赤いロープで結ばれたきずな杉があります。
階段を上がっていくと、気持ちのよい清々しい広場にでます。木々の近くに、温泉神社がありまして
【開湯されて間もない頃、毎日湯治に通ってくるたぐいまれな容姿端麗な気高い女性がありました。雨の日も風の日も同じ時刻に現れたので村の人はいったいその女性がどこから現れてどこに行くのかその正体を探しましたがわかりませんでした。しかし、ある夜湯元の主人の枕元に、その女性が現れて『しばらく湯治に通ったが私はこの世のものではない。直ちに社を建てて湯の神として祀ってくれ』と言いました。このお告げにより裏の小山に社を建て薬師如来を祀ったのが温泉神社のいわれです】そう説明看板には表記されてました。神秘的ですねぇ。ワクワクします。この世のものではない美女が枕元に現れるなんて。座敷わらしさまだけではなく、さらに不思議で魅力的な金田一温泉郷。
高い所にある神社からは、緑風荘が見えますね!